「もう体がもちません…」
今回ご紹介するのは、地方の小規模な介護施設で働いていた40代のFさん。
介護職としてのやりがいは感じていたものの、
慢性的な人手不足とワンマン経営のストレスで、限界を迎えてしまったとのことでした。
「腰も痛くて、心も折れてました…」
働き始めたきっかけは「誰かの役に立ちたい」
Fさんは、家族の介護経験をきっかけに資格を取得し、地元の施設に就職。
「ここで地域の高齢者の役に立てたら」と思い、最初は前向きな気持ちで働き始めたそうです。
しかし、待っていたのは教育もマニュアルもない現場でした。
教えてくれる人がいない現場
入社初日から「とりあえず見て覚えて」と放置され、
重度の要介護者対応をいきなり一人で任されることも。
周囲も新人に教える余裕がなく、毎日が手探り。
「失敗すると怒鳴られる。でも何が正解か教えてくれない」
腰への負担も積み重なり、湿布と鎮痛剤が手放せなくなっていたそうです。
トップダウンで支配するワンマン社長
施設の経営者は現場をほとんど見ないワンマンタイプ。
現場の声は一切届かず、急な人員削減やシフト変更も一方的に通知されるだけ。
「辞めたい」と上司に相談しても、社長の一声で却下されてしまい、
Fさんはどんどん気持ちが追い詰められていきました。
「辞めたいって言ったら、社長に『根性なし』って言われました」
LINEで届いた相談:涙ながらのメッセージ
ある日、深夜にFさんからLINEでメッセージが届きました。
「すみません、もう無理です。明日から行けません。助けてください」
その日のうちにヒアリングを行い、退職代行を実施することに。
退職代行実行:社長へ電話で通告
社長には電話で当社が事情を説明。
最初は納得されませんでしたが、労務上の手続きとFさんの健康状況を丁寧に説明し、
結果として了承を得ることができました。
ご本人の声
「やっと抜け出せました…今は呼吸が楽になった気がします」
「誰にも相談できなかったので、本当に救われました」
現在は、身体を労わりながら次の一歩をゆっくり考えているとのことです。
▶ 介護職の退職相談、増えています
やめるもんでは、介護・福祉現場で働く方からのご相談が年々増加しています。
・身体的な限界
・教育体制の不備
・パワハラ・ワンマン経営
こうした環境に悩みながら、我慢して働き続けている方が少なくありません。
あなたの体と心が壊れる前に、抜け出す手段があることを知ってください。
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「この時期に辞めても大丈夫かな…?」そんな悩みも、ぜひお聞かせください。