「もう限界です。明日、院長に退職の意思を伝えてもらえませんか？」

ご依頼をくださったのは、皮膚科クリニックに勤める医療事務スタッフの20代女性。

ご相談いただいたのは、土曜の夜。
平日は患者対応に追われ、休憩もほとんど取れない中、特に精神的に追い詰められていたのは

「院長夫人との人間関係」でした。

「ミスをするとすぐ怒鳴られる」
「同じスタッフの前でネチネチ叱られる」
「誰にも相談できない」とのこと。

小さなクリニックだからこそ、“家族経営ならではの距離感の近さ”がプレッシャーになっていたようでした。

退職代行実行：月曜朝、クリニックへお電話

ご本人の意思をしっかり確認のうえ、週明けの月曜朝に、クリニックへお電話。

対応に出られたのは、やはり院長先生。

最初は落ち着いたトーンでしたが、こちらの要件を伝えると…

「え？あの子が？…ちょっと待ってください、妻に代わります」

と、電話口が院長夫人に切り替わりました。

そこから始まったのは、やや強めの声でのやり取り。

「こういうの、突然すぎませんか？」
「誠意がないですよね」
「本人から直接言うべきじゃないですか？」

と、感情のこもった言葉を投げかけられました。

ベテラン担当が冷静に対応

こうしたケースも、退職代行では決して珍しくありません。

特に家族経営の職場では、経営者側とスタッフの距離が近いため、感情的な反応を受けやすい傾向にあります。

しかし、当社の担当は医療機関対応の経験も豊富なため、冷静かつ丁寧に説明。

• ご依頼者様の意思が明確であること

• 体調面・精神面の限界に達していること

• 今後のやりとりはすべて当社を通じて行うこと

を誠実にお伝えしました。

最終的に、院長夫人にもご理解いただき、
ご依頼者様は出勤せずに、書類のみのやりとりで無事に退職が完了しました。

ご本人からの声

退職後、ご依頼者様からこんなご連絡をいただきました。

「本当に、心の重荷が取れました。
“ちゃんと辞められるんだ”って思えた瞬間、初めて深呼吸できました。
あの環境に戻らずに済んで、本当に救われました。」

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